inspeXio SMX-225CTシリーズ

マイクロフォーカスX線CTシステム

最高クラスの画質と操作性

inspeXio SMX-225CT シリーズ

inspeXio SMX-225CTシリーズは,自社製マイクロフォーカスX線発生装置と高感度X線検出器を搭載した,高性能マイクロフォーカスX線CTシステムです。
直感的なユーザーインターフェースにより,誰でも簡単にワーク内部の3次元構造を観察できます。
広々としたCTステージと新たなX線検出器で,より大きなワークが検査できます。
微小化の進む電子デバイスから自動車のアルミダイカスト製品まで,1台であらゆる用途に対応します。

高性能を実現させる基本システム

システム構成と原理

下図のようにX線発生装置とX線検出器との間に検査対象物(ワーク)を設置します。
360°回転させて,あらゆる角度からのX線透過データを収集して,断面画像を計算します。

システム構成と原理

ユーザインターフェース

装置本体,操作ボックス,ソフトウェアのデザインを統一し,直感的な操作を可能にしています。

ユーザインターフェース

外観カメラによる直感的な操作を実現

ワーク上部に取り付けられた外観カメラを利用して,撮影ができます。

外観カメラによる直感的な操作を実現
MPR表示(任意断面表示)

MPR表示(任意断面表示)
Multi Planar Reconstruction の略。
複数枚の断面画像を仮想空間上に積み上げて,断面画像/互いに直交する縦断面画像/縦断面画像に直交する任意断面画像を四つ並べて表示します。

VR表示
Volume Rendering の略。
複数枚の断面画像を仮想空間上に積み上げて,立体的に表示します。

撮影領域3次元表示機能を搭載

撮影領域3次元表示機能を搭載

撮影をした結果をもとに,興味対象部分をさらに拡大して撮影できます。

撮影領域3次元表示機能を搭載

様々なシーンに対応する解析ソフトウェア

Image-Pro Analyzer

高機能な画像処理ができる2次元画像解析ソフトウェアです。

VGStudio

X線CTで撮影した断面画像をボリュームレンダリング(VR)により3次元的に表示するソフトウェアです。基本的なアニメーション作成と簡単な計測機能を備えています。

Image-Pro Analyzer
VGStudio

万全の安全機構を搭載

対人  ドアインターロック機構(X線)

スライド扉には二重のインターロック回路を設けています。スライド扉が開いた状態では絶対にX線は照射できません。

対人  ドアインターロック機構(CTステージ)

スライド扉が開いている間は内部のCTステージの動作を停止させます。

対人  スライド扉指はさみこみ防止機構

ドア・セーフティ

スライド扉を閉める際,指はさみこみ事故が起きないように,指はさみこみ防止機構を搭載しています。
ドア・セーフティを解除して,スライド扉を閉めます。

対物  衝突検知センサ

X線発生装置の周囲に衝突検知センサを搭載しており緊急時(ワーク衝突時)はCTステージを停止させます。

対物  ソフトウェアリミット

ワークサイズに応じて設定されたソフトウェアリミット機能により,衝突事故を未然に防ぎます。

衝突検知センサ
ソフトウェアリミット

装置オプション

超高速演算処理システム HPC inspeXio

最新のHigh Performance Computing(HPC)技術を応用した超高速演算処理システムが組み込まれ,計算処理能力を従来に比べ約80倍~170倍も高速化します。

超高速演算処理システム HPC inspeXio

フラットパネル検出器(FPD = Flat Panel Detector)

FPD = Flat Panel Detector

電子基板などの複数の素材から構成されているワークや,モーターのような高出力を要するワークに対して,高コントラストでシャープな断面画像を提供します。
※既設inspeXio SMX-225CT装置に対してフラットパネル検出器を交換する改造(現地改造)が可能です。別途お問い合わせください。

フラットパネル検出器(FPD = Flat Panel Detector)

※ワークは,あらゆる方向からX線が透過することが必要です。X線が透過しない角度がある場合は,断面画像上のノイズの原因となります。

フラットパネル検出器搭載装置撮影例:ステッピングモータ

フラットパネル検出器搭載装置撮影例:ステッピングモータ

仕様

型 名 inspeXio SMX-225CT HPC inspeXio SMX-225CT inspeXio SMX-225CT FPD
装置本体 P/N S362-84750 S362-84750 S362-84850
制御ユニット P/N S362-84004-13 S326-84004-03 S362-84055-03
超高速演算処理システム なし あり
X線発生装置 開放型 定格:135W
最大管電圧:225kV
最大管電流:1000µA
X線検出器 イメージインテンシファイア フラットパネル検出器
CTステージ最大ストローク SRD軸*1:670mm
SDD軸*2:400,600,800,1000mmの4段階切替
Z軸 :300mm
SRD軸*1:690 mm
SDD軸*2:400,600,800,1000mmの4段階切替
Z軸 :300 mm
搭載可能ワークサイズ Φ300×H300mm,最大9kg Φ350×H300 mm,最大9kg
最大撮影領域(FOV) Φ200mm Φ250 mm
走査方式 ノーマル走査,ハーフ走査,オフセット走査,FS走査*3,2DCT*4/CBCT*5
走査時間 3秒~30分の任意設定可能 6秒~30分の任意設定可能
断面画像サイズ 512×512,1024×1024,2048×2048,(2DCT時:4096×4096)
装置寸法・質量 W2,170×D1,350×H1,857 mm,約3,100kg
専用デスク寸法・質量 W1,200×D700×H1,270 mm,約50kg
所要電源 本体:AC200V±10% 50/60 Hz 3kVA
制御コンピュータ:AC100V±10% 50/60Hz 1kVA
D種接地(接地抵抗100Ω以下)
外部漏えい線量 1µSv/h以下

*1 SRD軸 : Source-to-Rotation centre Distanceの略。X線焦点からワークまでの距離。
*2 SDD軸 : Source-to-Detector Distanceの略。X線焦点からX線検出器までの距離。
*3 FS走査 : Fan-Shaped Scanの略。60度,90度,120度の回転角度で断面画像を得る走査方式。
*4 2DCT : 2 Dimensions Computed Tomographyの略。1回の撮影で1枚または3枚の断面画像を得る走査方式。
*5 CBCT : Cone Beam Computed Tomographyの略。1回の撮影で数百枚の断面画像を得る走査方式。

Top of This Page