臭素酸分析システム
飲料水,食品中 の臭素酸イオンの高感度・高精度測定に

臭素酸分析システム
水道水中のオゾン高度処理普及に伴い,その副生成物として生じる臭素酸などの酸化ハロゲン酸が注目されています。 特に臭素酸は,その発ガン性の問題から,μg/Lレベルの高感度分析が求められています。

本システムは,三臭素イオン法による上水中の臭素酸分析の他,o-ジアニシジン法による食品中の残留臭素酸分析のいずれにも適用でき,微量臭素酸を高感度に精度良く定量できます。*
(* 反応法によりシステム構成が一部異なります)

特長

  1. 定評ある島津のポストカラム反応技術と高感度UV-VIS検出器によりμg/L以下を検出
    三臭素イオン法(268nm),o-ジアニシジン法(450nm)のいずれでも高感度析が可能です。
  2. 酸化ハロゲン酸を同時定量
    酸化ハロゲン酸として,よう素酸イオン,亜塩素酸イオンの同時定量ができます。
  3. 高いフレキシビリティ
    ベースは高性能Prominenceシリーズですので,農薬分析*などにも応用できます。(* UV検出が可能な成分)

水道水の分析例 (三臭素イオン法)

水道水の分析例
水道水中の臭素酸イオンの分析には,陽イオン交換カラムを用い,三臭素イオン法によるポストカラム誘導体化検出を行います。 右図下段は水道水の分析結果で,上段はこの水道水に臭素酸イオン標準品を1ppb(0.001mg/L)になるように添加した試料の分析結果です。

アプリケーションデータ L302B「新水質検査法に準拠したイオンクロマトグラフポストカラム法による臭素酸の分析」

パンの分析例 (o-ジアニシジン法)

パンの分析例
パン中の臭素酸カリウム残留分析を,逆相カラム(ODS)を用い,o-ジアニシジン法によるポストカラム誘導体化検出で行った例です。 右図下段はパン試料,また上段はこれに標準品を添加(パン10gに対して臭素酸 250μg添加)した試料の分析結果です。 (測定では臭素酸イオンを検出しており,臭素酸,臭素酸カリウム,臭素酸ナトリウムを水に溶解した場合は,同様に検出されます)
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