高分子添加剤ライブラリ

高分子添加剤ライブラリ

高分子材料に含まれる添加剤の分析は,高分子材料の品質管理,品質改良や化学物質規制への対応などのために重要です。
「高分子添加剤ライブラリ」は高分子材料に用いられる幅広い添加剤の情報を登録したGCMSマススペクトルライブラリです。マススペクトルだけでなく保持指標や添加剤の分類情報も収録しており,添加剤の詳細な解析が可能になります。

特長

約4,900種のマススペクトルを収録

494種の高分子材料向け添加剤および添加剤の熱分解GC/MS分析の熱分解生成物のマススペクトルを4,804収録する既存のライブラリに加え,市場での使用状況や化学物質規制情報を基に選定した分析要求の高い化合物65種のマススペクトルを収録したライブラリを追加しました。合計で4,869種のマススペクトルを収録し,高分子添加剤の分析を強力にサポートします。

*フロンティア・ラボ社製 “F-Search 添加剤ライブラリ ADD-MS16B”

保持指標,添加剤分類情報を登録

すべての化合物について保持指標が登録されています。保持指標を活用したライブラリ検索結果の絞り込みにより,精度の高い化合物の同定が可能です。また添加剤の分類情報も登録されており,添加剤の詳しい知識がなくてもライブラリでヒットした化合物がどのような添加剤に関与するかが分かります。

“Ready to Use Method” をご提供します

GC条件やMS測定パラメータがあらかじめ登録されたGCMSメソッド,PY条件があらかじめ登録されたPYメソッドを提供します。誰でも簡単に最適な分析条件で分析を開始できます。

さまざまなGC/MSシステムで使用可能

樹脂中添加剤分析に広く用いられる熱分解GC/MSはもちろん,液打ちGC/MSなどさまざまなGC/MSシステムで使用可能なライブラリです。幅広いお客様の添加剤分析をサポートします。

用途

高分子材料(樹脂部品,ゴム,食品包装,インク,など)に含まれる添加剤の解析。

機能紹介

スペクトル類似度と保持指標を用いた絞込み

類似構造をもつ化合物がたくさんある添加剤成分では,マススペクトルだけの類似度検索では複数の候補化合物が上位にヒットする場合があります。保持指標でフィルタリングすることで候補が絞り込まれ,効率よく同定することが可能になります。

スペクトル類似度と保持指標を用いた絞込み

添加剤の分類情報の確認

添加剤の分類情報(可塑剤,難燃剤など)が登録されているので,ヒットした化合物がどのような添加剤に関与するのかを確認するのに役立ちます。

添加剤の分類情報の確認

ライブラリ仕様

登録数 4,804+65
登録情報 マススペクトル,各分析条件の保持指標,化合物名称,分子量,組成式,構造式,添加剤分類
対象装置 GCMS-QPシリーズ + GCMSsolution Ver.2.6以降
GCMS-TQシリーズ + GCMSsolution Ver.4.0以降 (MS/MS関連のスペクトルは含みません。)
パイロライザー (熱分解分析システムの場合): PY-2020D,PY-2020iD,EGA/PY-3030D

*2 種類のライブラリから構成されます。登録数4,804 のライブラリは,フロンティア・ラボ株式会社が開発した “F-Search 添加剤ライブラリ ADD-MS16B(Ver. 16B.02)”を島津製作所のマススペクトルライブラリフォーマットに変換し,GCMSsolutionで使用できるようにしたものです。登録数65 のライブラリは,島津製作所が独自に開発した添加剤ライブラリで,市場での使用状況や化学物質規制情報を基に選定した分析要望の多い添加剤を登録しています。2つのライブラリを併用することで,さらに幅広い添加剤の解析が可能になります。

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