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β-エストラジオールの測定



環境水中のβ-エストラジオールの測定を紹介。
 人の尿から排泄されるβ-エストラジオールはほとんどの場合,硫酸やグルクロン酸の抱合体で,糞ではほとんどがフリーの状態と言われている。 β-エストラジオールの抱合体の活性は弱いとされているが,環境中や生体に取り込まれた時は抱合体がはずれ、活性を取り戻す可能性が高い。今回の試験法ではフリーのβ-エストラジオールと抱合体β-エストラジオールを合算した測定法となっている。
 β-エストラジオールの測定法にはELISA法を用いた方法,GC-MSで測定する方法があるが、ここではGC-MSで測定する方法を紹介する。
 β-エストラジオールには2つのOH基があり、誘導体化処理が必要で、試験法にはt−ブチルジメチルシリル化(t-BDMS化)が採用されているが、一般的なトリメチルシリル化(TMS化)の方法を示す。

t−BDMS化

t−BDMS化

TMS化

TMS化

β-エストラジオールの分析条件
カラムDB−1
カラム長さ30m
カラム内径0.25mm
カラム膜厚0.25μm
カラム温度100℃(1分保持)− 20℃/分 −250℃−
10℃/分 −300℃(10分保持)
注入口温度300℃
Int.温度280℃
He100kPa
splitless2分
scanm/z 35−550
Simm/z 416、285


fig.1 TMS−エストラジオールのTIC
  「fig.1 TMS−エストラジオールのTIC」

fig.2 TMS−エストラジオールのマススペクトル
  「fig.2 TMS−エストラジオールのマススペクトル」

fig.3 TMS−エストラジオールのSIM(1pg)
  「fig.3 TMS−エストラジオールのSIM(1pg)」

fig.4 TMS−エストラジオールの検量線
  「fig.4 TMS−エストラジオールの検量線」