13CNBS® Stable Isotope Labeling Kit-N
定量的発現プロテオーム解析用安定同位体標識キット
発現タンパク質の網羅的な定量解析に最適な安定同位体標識キットです。
- 血液・組織などの微量試料からの発現プロファイル解析を効率良く行うことが可能です。
- タンパク質中のトリプトファン(W)を選択的に標識します。
- 標識された目的断片の分離・濃縮効率が向上しました。
- NBS試薬選択的な新規マトリックスにより、感度が従来の約4倍に向上しました。
- 専用の比較・定量ソフト「TWIP*」を用いて、容易にマススペクトルの比較評価が行えます。
| ・ | 安定同位体標識法(NBS法*)のプロトコル改良(PDF 237KB) |
| ・ | 新規マトリックスを用いたNBSラベル化ペプチドの MALDI-TOF MSによる選択的イオン化・検出法(PDF 287KB) |
NBS標識試薬によるトリプトファン側鎖の標識
2種の異なる状態間での定量的発現プロテオーム解析
例えば、病態モデル(状態1)と正常モデル(状態2)の各々から試料を調製し、一方を重い試薬で他方を軽い試薬で標識します。この2つの試料を混合し、脱塩、還元、アルキル化、酵素消化の順に処理を行います。NBS試薬で標識されたペプチドをフェニルカラムにより回収し、HPLC等による分画後に質量分析装置で測定します(左下図)。
NBS試薬によって標識されたペプチド断片は、マススペクトル上で重い試薬と軽い試薬の質量差=6Da差のペアピークとして識別されます。これらペアピークの信号強度を比較することにより、病態モデル(状態1)と正常モデル(状態2)における、各タンパク質の定量発現解析が可能となります(ここで「TWIP」を用いた解析を行うと、発現量に大きく差のあるペアピークを効率良く選び出すことが可能です;右下図)。引き続いてMS/MS解析を行うことによって、発現変化のあったタンパク質の同定を行います。
NBS試薬によって標識されたペプチド断片は、マススペクトル上で重い試薬と軽い試薬の質量差=6Da差のペアピークとして識別されます。これらペアピークの信号強度を比較することにより、病態モデル(状態1)と正常モデル(状態2)における、各タンパク質の定量発現解析が可能となります(ここで「TWIP」を用いた解析を行うと、発現量に大きく差のあるペアピークを効率良く選び出すことが可能です;右下図)。引き続いてMS/MS解析を行うことによって、発現変化のあったタンパク質の同定を行います。
NBS法による解析スキーム
解析ソフト「TWIP」による解析例
NBSバイオマーカー探索システムはこちら>> |
| ※参考文献 H. Kuyama, M. Watanabe, C. Toda, E. Ando, K. Tanaka, and O. Nishimura, "An approach to quantitative proteome analysis by labeling tryptophan residues" Rapid Commun. Mass Spectrom., 2003, 17, 1642-1650. E. Matsuo, C. Toda, M. Watanabe, T. Iida, T. Masuda, T. Minohata, E. Ando, S. Tsunasawa, and O. Nishimura, “Improved 2-nitrobenzenesulfenyl method: optimization of the protocol and improved enrichment for labeled peptides”Rapid Commun. Mass Spectrom. 2006, 20, 31-38. E. Matsuo, C. Toda, M. Watanabe, N. Ojima, S. Izumi, K. Tanaka, S. Tsunasawa, and O. Nishimura, “Selective detection of 2-nitrobenzenesulfenyl-labeled peptides by matrix-assisted laser desorption/ionization-time of flight mass spectrometry using a novel matrix” Proteomics 2006, 6, 2042-2049. |
※外観および仕様は改良のため、予告なく変更することがあります。 |
