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 塩化ベンザルニウム |
2.ベンザルコニウム

塩化ベンザルコニウムは,陽イオン界面活性剤の一種で,一般には塩化アルキルジメチルベンジルアンモニウムの混合物であり,そのアルキル鎖はC8〜C18にわたると言われています。 HPLC法で塩化ベンザルコニウムを分析する場合,陽イオン交換クロマトグラフィーを用いて分離する方法と逆相クロマトグラフィーを用いて分離する方法が考えられます。 塩化ベンザルコニウム(C14)標準品は1000 mg/L,市販消毒剤D,E (100 倍希釈)を各々10μL 注入して分析しました。 図3に陽イオン交換条件での分析例を,図4に逆相条件での分析例を示します。 陽イオン交換条件では,塩化ベンザルコニウムのアルキル鎖が長いものほど早く溶出しました。 一方,通常のC18カラムを用いた逆相条件(この場合,逆相イオンペアクロマトグラフィー)では,アルキル鎖が短いものから順に溶出しています。
 図3 陽イオン交換条件でのクロマトグラム |
Table.2 分析条件

| カラム |
:Phenomenex Luna 5μ SCX (250 mmLx4.6 mm I.D.) |
| 移動相 |
:20 mmolL/L過塩素酸ナトリウムを含む 水/アセトニトリル = 6/4 (v/v) |
| 流量 |
: 1.0 mL/min |
| 温度 |
: 45℃ |
| 検出器 |
: UV検出器 265 nm |
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 図4 逆相条件でのクロマトグラム |
Table.3 分析条件

| カラム |
:Phenomenex Luna 5μ C18 (150 mmLx4.6 mm I.D.) |
| 移動相 |
:20 mmolL/L過塩素酸ナトリウムを含む 水/アセトニトリル = 2/8 (v/v) |
| 流量 |
: 1.0 mL/min |
| 温度 |
: 45℃ |
| 検出器 |
: UV検出器 265nm |
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