金属材料

鉄鋼

JIS G 0559に準拠した 焼入れねじ軸のビッカース硬さ測定

JIS G 0559に準拠した 焼入れねじ軸のビッカース硬さ測定

鉄鋼材料は硬度、靭性などの物性値の向上を目的として表面に焼入れ処理を行います。焼入れ処理とは鋼を変態点以上に熱したあと急冷させることで内部の結晶構造を変化させる熱処理のことで、この処理により硬度が変化した材料表面からの距離を硬化層といいます。測定する際にはビッカース硬さなどが用いられます。 ねじ軸はその用途から強度が求められる部材で、焼入れ処理されることがありますが、その処理の確認が必要です。 ここでは、マイクロビッカース硬度計HMV-G31-FAを用 いてJIS G 0559に準拠した焼入れねじ軸のビッカース硬さ測定を行い、硬化層深さを効率的に確認した例をご紹介します。

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